机上、枝条、そのほか

机上、枝条、そのほか

アフォリズムのリハビリテーション #538

・戯曲を書き上げた朝は、これはもう、ザマアミロと思うほどにすがすがしい。その瞬間、私の中には無前提に勇気がわいてくる。「まったく意味のないこと」を繰り返す演劇という営みは、だから人生に少しだけ似ている。

平田オリザ「戯曲のようなあとがき」(『現代口語演劇のために』より)