机上、枝条、そのほか

机上、枝条、そのほか

2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

アフォリズムのリハビリテーション 第二十回

・僕が真実を口にすると ほとんど全世界を凍らせるだろうという妄想によって 僕は廃人であるそうだ 吉本隆明

アフォリズムのリハビリテーション 第十九回

・人がその偉大さを示すのは、一つの極端にいることによってではなく、 両極端に同時に届き、その中間を満たすことによってである。 パスカル

アフォリズムのリハビリテーション 第十八回

・人生の最も高貴な三角形とは何?共に阿片と温浴とバクチの三点に代表されているかもしれないのである。 稲垣足穂

アフォリズムのリハビリテーション 第十七回

・生きた、書いた、愛した。 スタンダール

アフォリズムのリハビリテーション 第十六回

・世界が音を立てて崩れていくなんていうけど、あれは嘘ね。世界が崩れていくときは、音のほうが先に崩れていくもの。 野田秀樹

アフォリズムのリハビリテーション 第十五回

・私たちはいわば2回この世に生まれる。1回目は存在する為に、2回目は生きる為に ルソー

アフォリズムのリハビリテーション 第十四回

・民族は固有の暗号をもっている。同質の生活的感動、いわば秘密のようなものだ。それによって、言葉なくお互いが理解しあう。それは、隣人愛だとか同胞意識などというような、単純な枠で割り切れない、もっと繊細であり、根深い神秘なのだ。 岡本太郎

アフォリズムのリハビリテーション 第十三回

・なぜ私が彼らにそこまで侮辱されて怒らないのかだって?君は犬や羊に足を踏まれたからといって、逆上し気が違ったように激怒するのかね? ソクラテス

アフォリズムのリハビリテーション 第十二回

・人生は一行のボオドレエルにも若かない。 芥川龍之介

アフォリズムのリハビリテーション 第十一回

・時間は岸のない川である マルク・シャガール

アフォリズムのリハビリテーション第10.5回

・悟りとは如何なる場合にも平気で死ねることではない。如何なる場合でも平気で生きていくことだ。 正岡子規

アフォリズムのリハビリテーション 第十回

・怪物と闘う者は、その過程で自らが怪物と化さぬよう心せよ。おまえが長く深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえを見返すのだ。 ニーチェ